福岡県太宰府市にある太宰府天満宮は、菅原道真を祭神として祀る全国天満宮の総本社。道真公が学問に秀でていたことから学問の神様として知られており、毎年大勢の受験生が参拝しています。
道真公の御墓所である御本殿は桧皮葺の神社建築で重要文化財に指定されており、流造という反りのある大屋根が特徴。また境内には約6,000本の梅の木が植えられており、2月上旬から3月中旬頃まで梅の名所となります。梅は「献梅」といって全国各地より天神様に捧げられたもので、約197種類もの品種があるといわれています。
ほかに心字池の御神橋や太鼓橋、天然記念物の大樟なども見どころでしょう。参道には梅にちなんだ焼き餅「梅ヶ枝餅」や「合格ちくわ」など、縁起物のお店が数多く出店しています。
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