ジェットスター・ジャパンとは〜2012年の就航から現在まで | 航空券ドットネット

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LCCコラム

vol.21 ジェットスター・ジャパンとは〜2012年の就航から現在まで

ジェットスター・ジャパンの歴史

永遠のライバル、ANAの動きに対抗して、JALが始めたLCCがジェットスター・ジャパンです。2011年、三菱商事、オーストラリア大手のカンタスグループとの三社共同出費で設立しました。関空、成田空港を拠点として、全国各地の空港へと就航しています。ピーチと共に、国内のLCCではトップクラスの知名度を誇り、庶民によく親しまれています。

同様のLCC設立にあたり、ANAとJALで大きく違うのは、出資比率です。経営の主導権を握るために過半数の株を確保したANAに対して、JALは3分の1に留めました。欧米の失敗例に学んでの、慎重な態度です。LCCには大きく分けて二つあり、独立系と、大手エアライン系列があるのですが、後者は長く続かないことが多く、JALも一歩引いた戦略を取ったものと見えます。結果的に、ジェットスターは大存在へと成長したわけですが。

国際線も順調 我らがLCCジェットスター

ジェットスターは、当初から国内線と共に国際線の運航も計画しており、現在、国外にも非常に数多くの路線を持っています。そもそも「運行開始は2012年中に」と控えめな告知をしていたのですが、その2月8日には「同年7月3日から就航」と発表。それから当面は成田を拠点として、新千歳、関空、福岡、那覇への路線で利用客を獲得してきました。

現在、国内線では、成田〜高松、大分、松山、熊本、鹿児島など、地方にも路線を拡充。都民にとっては(また大阪府民にとっても)、地方への帰省や旅行に、大いに利用されています。国際線でも、中国、台湾、オーストラリア、インドネシア、フィリピン、タイ、バンコクなどへの路線が拓かれ、格安でのアジア圏海外旅行を実現。ピーチと共に、国内のLCCを代表する存在となりました。

アジア主要都市を中心とした国際短距離路線の拡大は、設立当初から予定されていた計画です。エアバスA320、このクラスの飛行機の"標準機"で運行。今のところ23機を保有し、毎日、特徴的な「☆」マークが空を駆けています。初就航時には、80名の客室乗務員を確保。第一期生として450人を採用し、5年以内に1500人規模の会社にしていくと宣言しました。第一期生に対しては、「客室乗務員であっても、地上業務は手伝ってもらう場面があるだろう」と語ったのも印象的です。これも安さと効率を重視するLCCならでは。

また、「最低価格保証」もジェットスターの大きな特徴の1つと言えるでしょう。競合他社よりももし運賃が高かった場合には、コールセンターに電話すれば、最大10%の割引を受けることができます。もし他社のウェブサイトから、ジェットスターより安い運賃があれば、チャットで連絡してみましょう。最低価格保証の対象となれば、割引されるかも!

更新日:2017年2月21日
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