セブパシフィック航空〜マニラ、セブ旅行者に愛されるLCC!| 航空券ドットネット

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LCCコラム

vol.27 セブパシフィック航空〜マニラ、セブ旅行者に愛されるLCC!

セブパシフィックとは

セブパシフィックは1996年に設立されたフィリピンのLCCです。空の旅を愛するすべての人々に、格安でフィリピン、マニラ、セブの旅を提供する人気のエアライン。多数の島が存在するフィリピンでは、従来、フェリーが庶民の移動手段でした。そこに格安の飛行機という選択肢を提示し、また新たな需要を発掘したことでも、大きな存在のLCCです。

フィリピン旅 里帰りフライトにセブパシフィック

セブパシフィックが拠点を置くのは、フィリピンのニノイ・アキノ国際空港と、セブ島のマクタン・セブ国際空港。当初は国内線のみの運航でしたが、2001年からは国際線も展開し始め、2008年11月には関西‐マニラ線が就航しました。現在は、成田、名古屋、福岡でも発着しています。一番安かった時期には、マニラまで8000円の便もあったとか。

セブパシフィックの飛行機を利用すると、機内には、日本人に混じって、フィリピンの人やその家族と思しき人々の姿も多く見受けられます。そのように「里帰りフライト」にも利用されている様子。魅力的な観光地も多いフィリピンへの旅は、セブパシフィックで!

ちなみにマニラ空港は、中継地としても便利です。マニラからは香港、マレーシア、シンガポール、ベトナムなどへも空路が伸びています。日本からマニラで乗り継ぎ、他国へ向かう利用者も多いようです。

フィリピン最大のエアライン セブパシフィックの魅力

フィリピン民間航空委員会の発表によると、セブパシフィックは、現在、フィリピン最大手のエアラインにまで成長したとのこと。ライバルのフィリピン航空を抜いて、2010年の時点で1000万人の利用者を突破し、現地の庶民から愛される航空会社になりました。

主な使用機材は、世界のLCCで定番のA320。単通路型で、エコノミークラスのみ180席といったレイアウト。すべてのシートが革張りという特徴があります。運賃とは別に、日本円でほんの少しの追加料金を払えば、座席指定も可能。これが本当に安く、人気のプレミアシート(非常口横など、足元の広い座席)も400円程度の追加料金で利用できます。

サービスは一般的なLCCクオリティで、機内食やアルコール類などは有料。しかし、その分はチケットの安さに還元されています。世界のLCCと比べて厳しいのは、手荷物の重量確認です。機内持込は7kgまで無料ですが、少しでも超過すると料金が発生します。

一方で、さすがにフィリピンのエアライン最大手だけあり、ゲーム性のあるサービスには定評があります。2010年には、レディー・ガガの楽曲に合わせて離陸前のガイダンスを行ったことも話題になりました。また2016年には、設立20周年を記念して、客室乗務員の制服を一新。同社のテーマカラーの黄色のポロシャツに、デニムというラフな装いは、フィリピンの太陽と海をモチーフにしたカラーリングだとか。何とも遊び心がありますね。

更新日:2017年3月10日
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