- 名称:琉球王国のグスク及び関連遺産群 (Gusuku Sites and Related Properties of the Kingdom of Ryukyu)
- 登録年:2000年
- 登録基準:(ii)(iii)(vi)
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- 所在地:沖縄県那覇市、南城市、うるま市、国頭郡、中頭郡
- 国名:日本

- 日本の国旗
15世紀に琉球王国が成立して以降、明治12年に沖縄県となるまで、中国・朝鮮・日本・東南アジア諸国との交易を経済の基盤としてきたこの地では、国際色豊かな文化的伝統を今に伝える遺産が各地に点在している。城(グスク)と呼ばれるこれらの遺跡は琉球の豪族の城塞跡で、琉球社会の象徴的存在とされてきた場所である。多くには御嶽(うたき)という拝所が備えられ、祖先住民の精神的よりどころともなっていた。2000年に世界文化遺産に登録されたこれらの構成資産は首里城跡、今帰仁城跡、座喜味城跡など5つの城跡と玉陵、園比屋武御嶽石門、識名園など4つの関連遺産群。城跡の多くは丘の斜面を利用して築かれ、地形に沿った美しい曲線を描いているのが特徴である。関連遺産群では琉球王国の生活様式や独自の信仰形態を垣間見ることができる。自然崇拝、祖先崇拝という沖縄伝統の信仰を肌で感じる旅へ、出かけてみるのもいいかもしれない。
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