紅葉の大沼国定公園
大沼国定公園(おおぬまこくていこうえん)は北海道の渡島(おしま)半島にある七飯町・鹿部町・森町の3町にまたがって広がる自然公園。活火山である駒ヶ岳とその山麓に点在する大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼の大沼三湖に代表される湖沼群の地域で、変化に富んだ景観が美しいリゾート地である。公園の中心である南大沼地区は、道南の玄関口である函館市の中心部から北へ20キロメートル程のところにある。
静かに水を湛える大沼・小沼・蓴菜沼の3つの湖沼は、昔からその美しさが知られており、「新日本三景」に選ばれるほど。3つの湖沼と駒ヶ岳と周辺の緑豊かな森が織りなすその風景は、季節によって表情を変え、旅人の目を楽しませてくれる。
大沼一帯は、1859 (安政6)年に函館が開港されると外国人が訪れるようになる。明治初期には、当時の皇族や外国要人がこの湖を親しんだとされ、古くから道南随一の景勝地として知られていた大沼は年々観光客が増えていったという。
湖面には魚や水鳥、湖畔には木々や可憐に咲く花々、木立に集まる小鳥たちと、四季を通して新しい出会いがある大沼国定公園。周辺は昼夜の気温差が大きいため、秋には見事な紅葉が見られることでも知られる。例年、10月中旬頃が一番の見頃であり、駒ヶ岳を背景とした大沼湖畔をサイクリングやウォーキングで周遊でき、湖上からはカヌーやボートで湖面に映える紅葉をゆっくりと楽しむことができる。この時期には「大沼紅葉まつり」などのイベントが開催され、鮮やかな紅葉に彩られる湖畔を一層盛り上げてくれる。
中旬 | 下旬 | 上旬 | 中旬 | 下旬 | 上旬 | 中旬 |
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※紅葉カレンダーは例年の時期を表してします。今年の紅葉の時期を予想するものではありません。
名称 | 大沼国定公園(おおぬまこくていこうえん) |
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住所 | 北海道亀田郡七飯町大沼町大沼国定公園 |
電話番号 | 0138-67-2170(大沼国際交流プラザ) |
拝観・入場料 | 無料 |
拝観・営業時間 | 散策自由 |
休日 | 無休 |
アクセス | ■函館空港から ■JR函館駅から ■函館フェリーターミナル(道南自動車フェリー)から ■JR札幌駅から ■新千歳空港から |
駐車場 | あり |
ホームページ | http://www.onuma-guide.com/ |